冬の網走、流氷観光旅③網走流氷観光砕氷船おーろら号乗船編
冬の網走、流氷観光旅②の続き、2日目ドーミーイン網走からです。
ドーミーイン網走の宿泊記については下の過去記事をご覧ください。
2日目は流氷砕氷船おーろら号の午前便に乗船後、網走の他の観光地を散策しました。③では流氷砕氷船おーろら号の乗船体験談を紹介します。
網走流氷観光砕氷船おーろらについて
冬になると北海道のオホーツク海では流氷を見ることができます。
流氷を船で見る体験が紋別と網走の主に2か所でできますが、その中の網走で体験できる船がおーろらです。
おーろらは1階・2階・展望デッキと3か所で楽しむことができ、私の行った3月上旬は1日4便運航していました。
予約方法
予約は網走流氷砕氷船おーろらのHPから直接予約できますが、私はじゃらんから予約しました。
なぜかというと料金が安くなるからです。
乗船料金は通常大人3,500円かかりますが、じゃらんからだと3,150円で予約できます。
さらに、じゃらんでは定期的に遊び体験予約の割引クーポンが配布されており、私が予約した時は500円割引のクーポンが使えたので、2,650円で予約できました。
かなりお得に予約できたので、よかったです。
流氷状況の事前確認
気象庁のHPから10日先までのオホーツク海沿岸の海氷予想図を見ることができます。
実際、私は出発1週間前に初めてこの予想図を見て、「網走だったら流氷をまだ見れるかもしれない」と思い、ホテル・航空機代含めて全てじゃらんから予約しました。
予約後は流氷を見たい気持ちがどんどん強くなり、前日まで毎日この海氷予想図を見ながら一喜一憂していました(笑)
ドーミーイン網走→網走バスターミナル→道の駅流氷砕氷船乗り場 移動
宿泊したドーミーイン網走から徒歩2分ほどで行ける網走バスターミナルから道の駅流氷砕氷船乗り場行のバスが出ているため、網走バスターミナルまで歩きます。
天気は快晴でしたが、雪は前日同様かなり積もっていて、この迫力ある光景を見るだけでも、北海道に来る価値があります。
網走バスターミナル到着。
ここで、私は網走の「観光施設めぐり1dayパス」というものを購入しました。
網走の「観光施設めぐり1dayパス」というのは観光施設めぐり線(道の駅流氷砕氷船のりば~北方民族博物館)の網走市内を走るバスに1日乗り放題できるものです。
パスの料金は800円で「道の駅流氷砕氷船のりば→北方民族博物館」が片道440円なので、この区間を往復するだけで元が取れます。
私はおーろら号に乗船した後、博物館網走監獄・オホーツク流氷館・北方民族博物館に行く予定だったので、1dayパスを利用して、バスで移動しました。
観光施設めぐり線は1時間に1本ほどはバスが運行しているので、車がなくても網走の主要な観光施設を気軽に回ることができるのでおすすめです。
観光施設めぐり1dayパスを購入後、そのパスを利用してバスで道の駅流氷砕氷船のりばまで向かいました。
2分ほどで到着。
到着すると、早速左側におーろら号が見えました。
道の駅 流氷街道網走 館内
流氷観光砕氷船おーろら号の乗り場は道の駅も兼ねているため、館内は土産屋さんや飲食店などがあります。
そのため、早めに到着しても時間を潰すことが十分可能です。
また、先日北京オリンピックで網走市の隣にある北見市を拠点とするロコソラーレが銀メダルを獲得したこともあり、読売新聞の号外も大きく掲載されていました。
私も北京オリンピックのカーリングは多くの試合を見ていたので、メダルを獲得してくれてとてもうれしかったです。
そして、館内におーろら号乗船の受付があるので、手続きを行います。
乗船時間は通常1時間ですが、受付時に私の乗船する午前の便は「流氷のあるところまでは行けるが、少し離れているため、30分ほど延長になる予定」であることを伝えられました。
流氷が見れることにうれしさを感じたのと同時に、30分も長く乗船できてラッキーと思ってしまいました(笑)
時間に余裕がなかったら、違う感情になっていたかもしれませんが・・
おーろら号乗船
出発時間25分前になると乗船することができました。
船の近くまで行くと、かなり迫力がありました。
船内には売店・化粧室などがあり、追加で400円払うと2階の特別席に座ることができます。私は特別席を利用しませんでしたが、利用する人は結構いました。
その中でも、展望デッキに行く人が一番多いように感じました。
私の中では1階の自由席が人が少なく、船が流氷に到達するまではここにいるのがおすすめかなとも感じました。
おそらく、船の入り口が2階なので、そこから下に降りる人は少ないのかなと感じました。
おーろら号出発
定刻になると、おーろら号出発。
しばらく進むと、知床の山々や流氷本体から離れた氷(はぐれ氷)が見えてきました。
そして、出発から30分弱ぐらいで流氷本体が見えてきました。
そのまま、船は流氷本体へ進んでいくと、あっという間に船の周りは流氷に囲まれました。
私はまず屋上の展望デッキから流氷を見ました。
とにかく流氷の迫力に圧倒されました。
展望デッキからだと流氷全体を見渡すことができるので、展望デッキからは移動してでも一度見るのがおすすめです。
周りの人たちも必死で写真や動画を撮っていました。
途中、南極物語の音楽も流れ、より流氷の感動を引き立たせてくれました。
その後、私は1階まで降りて、流氷から一番近い場所で流氷を堪能しようと予定していましたが、そのことを忘れてしまうぐらい展望デッキからの流氷に感動してしまい、流氷から船が離れるときに気づいて、急いで1階に降りました。
1階からの景色はより流氷から近いこともあり、さらに迫力があるように感じました。
さらに、1階は人も少ないので、私の中では非常に穴場の乗船スポットに感じました。
船が流氷から離れていくときはとても名残惜しく感じ、「まだ1時間ぐらい見たい」と感じるぐらい感動しました。
私は北海道にこれまで10回ほど来て、様々な絶景スポットを訪れましたが、その中でも今回の流氷は一番感動しました。
流氷は温暖化の影響で今後見れなくなるかもしれないとも言われています。
また、流氷は風の影響が強く、実際私が乗船した日も午前中は時間延長で流氷ありでしたが、午後は海上遊覧となり、午前中ほど迫力ある流氷は見れなかったかもしれません。
流氷を見るには運も左右されますが、1度見る価値はあります。
今年は2月下旬の流氷がさらに迫力があったそうなので、私も数年後にもう一度、流氷を見に訪れたいと思いました。